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Q. 歯の構造
Q. 歯のはたらき
Q. 歯を失う二つの原因
Q. むし歯・歯周病を予防するには
Q. 食習慣と歯の関わり
Q. PMTCについて
Q. 顎関節症の自己チェック
Q. 口臭について
Q. 口内炎について
Q. 歯ぎしりについて
Q. 歯の色について
Q. 知覚過敏症について
Q. 日常生活と歯の関わり
Q. 妊娠期の歯について
Q. 訪問診療
  歯の構造

歯はエナメル質、象牙質、セメント質という歯の3つのかたい組織とそれに囲まれた歯髄からできています。
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  歯のはたらき

歯にはいろいろな役割があります。

●食べものをかむ
歯の一番重要な役割です。かむことができないと、食べものの栄養がとれなくなり病気になってしまいます。よい歯でよくかむことが健康の第一歩です。

●発音を助ける
歯にも唇や舌と同じように発音を助ける役割があります。

●顔の形を整える
子供の時にむし歯が多かったり、歯並びが悪かったりすると大人になってからの顔の形に悪い影響を与えます。きれいな歯は、人に良い印象を与えます。

●健康を助ける
歯が悪いと頭が痛くなったり、姿勢が悪くなったりするほかにいろいろな害があります。早期治療を心がけましょう。
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  歯を失う二つの原因


外傷によるものは別として、人が歯を失う原因は二つあります。

●むし歯
むし歯によって歯が崩壊して、もたせることができなくなり、抜いてしまう場合。

●歯周病
歯を支えている組織がおかされる病気で、歯がぐらぐらになって、やむをえず抜歯するか、または自然に抜け落ちてしまう場合。

これらはいずれも歯の表面につく歯垢(プラーク)の中の細菌によって起こります。歯垢は、口の中にいる細菌が歯のまわりで増殖した細菌の塊です。
むし歯や歯周病を防ぐには、ていねいに歯をみがくことが最も有効な方法です。
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  むし歯・歯周病を予防するには

なんといっても口の中の清潔を保つことです。正しい歯みがきを毎日行いましょう。しかし歯ブラシだけでは、歯と歯の汚れを完璧にとり除くことが非常に困難です。歯間ブラシやデンタルフロスなど使うのも効果的です。
定期的に歯科検診を受けることも予防の大切な手段の一つです。普段のブラッシングではとれない歯の汚れや、歯石をとり、口の中の健康をチェックします。
そのほかにもむし歯の予防法として、フッ素を使用して歯質を強化したりする方法もあります。また、食習慣や生活習慣も重要です。
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  食習慣と歯の関わり

むし歯になりにくい強い歯をつくるには、毎日の食習慣や生活習慣が重要となります。歯の健康と体の健康は密接な関係があります。栄養のバランスのとれた食事をしましょう。
・魚、肉、卵、大豆など(主にタンパク質を含む)
・牛乳(乳製品)、小魚、海藻(主にカルシウムを含む)
・緑黄色野菜(主にカロチンを含む)
・そのほかの野菜(主にビタミンCを含む)
・米、パン、イモ、めん類(主に炭水化物を含む)
・種実、油脂(主に脂肪を含む)
むし歯は特定の食べ物や、飲み物のせいではありません。一般的に言われている歯に悪いもの(お菓子やジュース)でもきちんと間隔をあけて、一定の時間に食べて、しっかりと歯みがきができていれば特に問題はありません。しかし不規則に、あるいはたえず口の中に食べ物や、飲み物を入れている場合はむし歯になりやすい状態をつくってしまうので気をつけましょう。
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  PMTCについて

専門家による歯面清掃のことをPMTCといいます。特殊な器械等を使って、通常のブラッシングではとれない歯に付いた汚れや歯石などをとり、ブラッシング指導をします。
・歯みがきをしてもらった後、特殊な薬品を使ってプラークの染め出しを行います。この後にみがき残しがある箇所のブラッシング指導を行いながらきれいにプラークを除去します。
・特殊な器械を使って、歯の表面や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目を清掃します。
・歯と歯ぐきの境目や、ポケット(歯と歯ぐきの隙間)に付着した歯石をとります(スケーリング)。
器械での清掃は痛みもなく、歯に付いた汚れも驚くほどきれいにとれます。また、PMTC後は歯垢もつきにくくなります。ご希望の方は、スタッフまでお気軽にお声を掛けてください。
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  顎関節症の自己チェック

●顎が痛い
・何もしなくても顎や、そのまわりに痛みがあります。
・口の開閉で特に痛みがあり、ちょっと顎を動かしても痛むことがある。

●口を大きく開けられない
・大きなあくびやリンゴの丸かじりができません。
・人さし指から薬指まで指3本が入るところまで口が開きません。

●顎が疲れる
・食べ物をかんでいると顎がだるくなります。
・しゃべっていると顎がくたびれます。

●口を開けると音がする
・口を開閉すると耳の前で耳障りな音が聞こえます。

これらの症状がいくつかあると顎関節症の可能性があります。
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  口臭について

●口臭の原因
口臭がある人はその人の健康状態が必ずしも良好ではないと思われます。まず原因としてあげられるのが酒やたばこです。また年配の方に多いのが口の中の洗浄力が落ちて口臭が発生するケースです。ほかにも胃が悪かったり(胃炎、胃潰瘍、胃ガンなど)肺や気管支を患っていたり、様々な要因が考えられます。
しかし、口臭の原因の80%以上が口の中の疾患なのです。むし歯や歯周病が原因で歯ぐきが膿をもち、その膿が口の中に出てきます。この膿のにおいはとても不快であり、口臭の一番の原因です。また、口の中にたまった歯垢や食べものの残りカス、舌の上にたまりやすい細菌が原因になることもあります。
口臭は市販の口腔洗浄剤では一時的に消すことができても根本的には治りません。人によっては内科的な治療も必要ですが、気になる方は当医院にご相談ください。
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  口内炎について

口腔粘膜に発現する炎症を総称して口内炎といいます。症状によって、また部位によって細かく分類されます。

●口内炎の種類
症状…アフタ性口内炎、潰瘍性口内炎、水疱性口内炎など。
部位…口唇炎、舌炎、歯肉炎など。

●口内炎の原因
口内炎は細菌やウィルスが原因になって起こるもの以外に歯みがき不足による汚れや、入れ歯の不具合で口腔内の粘膜が刺激されてできることもあります。ほかに全身疾患が原因になる場合があります。

●口内炎になったら
口の中の粘膜が直接刺激されている場合、まずはその原因を解消しましょう。放っておいても数日で治ることが多いですが、同じ場所に何度もアフタ(白い斑点)ができるのは何らかの刺激が原因となっている場合もあります。また治るまでは刺激のあるもの(コ−ヒ−、たばこ、柑橘類など)は避けましょう。
なかなか治らない口内炎がある場合は何かほかに病気をしていないか調べることも必要になります。
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  歯ぎしりについて

●歯ぎしりの原因
寝ているときはだれもが「自分はスヤスヤと眠っている」とお思いでしょう。しかし寝ているときのことなので、ほとんどの人は気づかない事が多いのです。歯ぎしりは、あごの異常な緊張によって起こります。直接の原因となるのはかみ合わせの悪さです。例えば
・歯並びが悪い。
・あごの骨の形に異常がある。
・義歯が合わない。
・抜けた歯をそのままにしてお。く
などです。
歯ぎしりはかみ合わせの悪さ(歯の出っ張り)をなおそうと無意識のうちに調整しているのです。ほかにもストレスが原因で起こることがあります。

●歯ぎしりは放っておいてもいいのでしょうか?
歯ぎしりをするときにはとても強い力がはたらきます。そのため、歯の表面がすり減ったり、時には歯が欠けたりすることもあります。歯根の部分にも大きな影響を及ぼします。
そうなる前に、家族などから歯ぎしりを指摘される方、朝起きたときにあごや歯に違和感のある方は歯科医師のチェックを受けてください。
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  歯の色について

歯をよく見ると表面は少し透明感があります。歯の表面をおおっているエナメル質がそれです。エナメル質は白っぽい半透明体です。その下にある象牙質はクリ−ム色をしています。ですから健康な歯の色はつやのあるアイボリ−ホワイトということになります。
しかし中には歯が黒ずんでいたり、茶色がかったりする人がいます。これにはいろいろなことが考えられます。
歯の色を変えるにはその症状によっていろいろな方法があります。市販のものでも、きれいになることはありますが、必ずしも正しい方法とは限りません。当医院にご相談ください。
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  知覚過敏症について

●知覚過敏症とは…
正式には象牙質知覚過敏症といいます。特にむし歯になっているわけでもないのに冷たい水を飲んだときに「ピリッ」とくるあの痛みです。ほかにも歯みがき、甘いもの、果物などで痛むことがあります。

●知覚過敏症はどうして起こるのか
知覚過敏症の原因はいろいろな事が考えられています。おもな理由として刺激のあるものを口にしたときに、刺激物が象牙細管(象牙質にある細い管)を通って歯髄(神経)に伝わるからです。象牙細管は本来、口の中に入ったものを歯髄に伝えられるほど太い管ではありません。しかし何らかの理由で広がり、口の中で露出してしまった場合にこのようなことが起こります。ほかにも歯髄の変化によるものや、中枢神経内の変化によるものなどがあります。
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  日常生活と歯の関わり

●歯みがき
ていねいにしっかりとみがけていることが大切です。きちんとみがく習慣がある人と、いい加減ですませている人では、むし歯や歯周病の発生率に大きく差が出ます。

●栄養をとる
1日3回規則正しく食べていますか?歯に必要な栄養はカルシウムだけでなく、タンパク質、ビタミン、炭水化物なども重要です。栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

●お酒やたばこは度を過ぎていませんか?
お酒自体はそれほど悪くはないのですが、酔っぱらって歯をみがかずにそのまま寝てしまうケ−スが多いようです。また、たばこをよく吸う人は吸わない人よりも、むし歯や歯周病になりやすい傾向があります。

●睡眠時間は足りていますか?適度な運動は?ストレスを発散していますか?
これらは歯に直接関係なさそうですが、健康な体を維持することがよい歯をつくります。たとえば糖尿病、心臓病、動脈硬化といった成人病も、歯の病気の原因になりやすいものの一つです。ストレスもまた身体的な病気の引き金となり、歯の病気の原因となります。
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  妊娠期の歯について

●なぜ妊娠するとむし歯になりやすくなるのか…
1. 口の中の変化によるもの
妊娠による粘膜組織の変化、細菌に対する抵抗力の低下、唾液中の成分の変化により、口の中に細菌がすみやすくなってしまうためです。
2. 歯みがきを怠ってしまう
つわりがひどいと歯ブラシを口の中に入れただけでもどしそうになり、つい歯みがきを怠ってしまいます。また、栄養をとろうとして何度も食事をし、その都度みがかない、不規則に食事をとる等も原因の一つです。どうしてもみがけない場合は洗口(ぶくぶくうがい)だけでも効果があります。

●妊娠期にかかりやすい歯の病気
1. 妊娠性歯肉炎、口内炎
2. 歯周病
3. 歯性中心感染症

おかしいなと思ったらすぐに医師に相談してください。

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  訪問診療

近年我が国の平均寿命が延びるとともに高齢化が進んでいます。歯科医師もこの高齢化に対応すべく来院することのできない患者さんのご自宅にお伺いし、治療を行う訪問診療の制度があります。
.・対象者…体が不自由で来院できない方。
・申込み先…小山町健康課0550(78)4865まで。
・金 額…保険の対象内なのですが通常の来院の治療より少しだけ高くなります。
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